開館25周年記念成田山書道美術館名品選

明治150年の書道

Ⅰ期 混沌の時代〈明治〉    Ⅱ期  書壇の確立〈大正・昭和初期〉    Ⅲ期  新生と爛熟、これから。〈昭和初期・平成〉

 

開催要項

本年は明治維新から150年目にあたります。日本は大日本帝国憲法を制定し、内閣制度を設けて近代国家として歩み出しました。さらに戦後、日本国憲法のもとで民主主義国家に移行し、短期間で経済大国と呼ばれるようになりました。この間、日清・日露・太平洋と三度の戦争、関東大震災や東日本大震災などの大きな天災も経験しています。

激動ともいえるこの150年のあいだに、書をはじめとする美術にもさまざまな変化がありました。開国による中国文人たちとの交流の本格化、茶の湯の流行と平安古筆の尊重、美術館の設立と大規模展覧会の創設、表現主義的な作品の登場など、枚挙に暇ありません。書を取り巻く制度や環境の変化は、作家の思想に直接影響し、作品の変化となって表れてきたのです。

今回は成田山新勝寺および成田山書道美術館の所蔵品のなかから、この150年の書の代表作を選び、三期に分けて編年的に紹介します。書は伝統的ないとなみとして前時代の風貌を踏襲しながら発展してきました。一方で、逃れることのできない時代の変化によって、その時代に特有の新たな表情が生まれます。この150年間にそれまでの日中の書にはない大きな変容が見られます。

成田山書道美術館は開館25年を迎え、この時代の書のコレクションでは全国有数の美術館となりました。この機会に近現代の書の魅力を十分ご覧いただきたいと思います。

会  期

Ⅰ期 平成30年6月16日-8月26日

Ⅱ期 平成30年9月1日-10月21日

Ⅲ期 平成30年10月27日-12月16日

休館日:月曜日(休日の場合は翌平日休館)

 

 

出品作品

200余点

 

出品作家一覧

大田垣蓮月 萩原秋巌 岡本黄石 小野湖山 大沼枕山 森春濤 高林二峰 高斎単山 三輪田米山
佐瀬得所 山中信天翁 谷如意 松田雪柯 勝海舟 江馬天江 関雪江 成瀬大域 重野成斎
中林梧竹 小曾根乾堂 副島蒼海 大久保甲東 安田老山 恒川宕谷 中根半嶺 木戸松菊 長三洲
長井雲坪 秋月古香 岸田吟香 金井金洞 小出粲 依田学海 石川鴻斎 巌谷一六 福沢諭吉
杉聴雨 高崎正風 山岡鉄舟 富岡鉄斎 三条梨堂 奥原晴湖 市河万庵 圓山大迂 日下部鳴鶴
多田親愛 伊藤春畝 野村素軒 永坂石埭 西川春洞 西園寺陶庵 北方心泉 矢土錦山 前田黙鳳
金子渓水 久志本梅荘 阪正臣 犬養木堂 初世中村蘭台 小山正太郎 松田南溟 高林五峰 高田竹山
小野鵞堂 柳田泰麓 大島君川 渡邊沙鷗 近藤雪竹 丹羽海鶴 山本竟山 大口周魚 大野百錬
長尾雨山 秋山白巌 武田霞洞 五世浜村蔵六 内藤湖南 岩田鶴皐 中村不折 岡山高蔭 正岡子規
尾崎紅葉 夏目漱石 宮島詠士 小川芋銭 狩野君山

 

河井荃廬 比田井天来 山本行範 島崎藤村 河東碧梧桐 川合玉堂 石井雙石 高浜虚子 田中親美
吉澤義則 尾上柴舟 仁賀保香城 出雲路敬通 与謝野晶子 豊道春海 熊谷守一 津田青楓 會津八一
川村驥山 有島生馬 田代秋鶴 清水比庵 中野越南 安田靫彦 若山牧水 比田井小琴 川谷尚亭
園田湖城 鈴木梅渓 梅原龍三郎 高塚竹堂 鈴木翠軒 吉田苞竹 大澤雅休 岸田劉生 二世中村蘭台
松本芳翠 安東聖空 熊谷恒子 辻本史邑 炭山南木 沖六鵬 松﨑春川 相沢春洋 田中塊堂
山崎節堂 石橋犀水 内田鶴雲 浅見喜舟 上田桑鳩 川端康成 大池晴嵐 津金寉仙 松井如流
桑田笹舟 日比野五鳳 手島右卿 小坂奇石 大石隆子 大澤竹胎 西川寧 柳田泰雲 平尾孤往
深山龍洞 香川峰雲 西谷卯木 谷辺橘南 奥田家山 桑原翠邦 金子鴎亭 山本御舟 木村知石
中島邑水 上條信山 森田竹華 村田龍岱 今関脩竹 中台青陵

 

小暮青風 津田翠岱 小川瓦木 森田安次 赤羽雲庭 青山杉雨 宇野雪村 比田井南谷 千代倉桜舟
宮本竹逕 村上三島 殿村藍田 武士桑風 杉岡華邨 徳野大空 伊藤鳳雲 小林斗盦 高木東扇
成瀬映山 浅見錦龍 高木聖鶴 中野北溟 古谷蒼韻 小山やす子 尾崎邑鵬 浅香鉄心 桑田三舟
日比野光鳳 杭迫柏樹 揚石舒雁 田村空谷 江口大象 井茂圭洞 新井光風 樽本樹邨 吉川蕉仙
劉蒼居 石飛博光 黒田賢一 河野隆 髙木聖雨 永守蒼穹 高木厚人 吉澤鐵之 土橋靖子

 

 

ギャラリートーク

6月17日(日)、7月28日(土)、9月1日(土)、10月8日(祝)、11月11日(日)、12月1日(土)各回とも13時30分から30分程度