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  • 令和8年6/23~8/9「読んで、観る」

    読んで、観る

     

    書は言葉を媒介にした造形芸術です。人の心情は、文字・言葉としての意味にだけではなく、その書きぶりにも含まれています。
    書を楽しむ方法は様々で、感じたままに好きか嫌いか、紙面の構成や墨色、運筆等に注目し、何が書かれているか問わずに観る方法もありますが、やはり「読んで、観る」ことが一番です。書き手自身の言葉や自詠の歌、好きな文字や共感できる詩歌など、選文には書き手の人間性が如実に表れます。書かれた言葉と、筆跡に表れた言葉にならない心情とを合わせ見ることで、活字にはない、書き手の体温を感じることができます。
    今回は、自詠の書や相手へ想いを伝える手紙、「漢字仮名交じり書」「調和体」「詩文書」等と呼ばれる今日の言葉を題材にした作、「飲中八仙歌」や「いろは歌」「百人一首」など同じ選文を用いた様々な作家の作品を展示します。一点ずつ内容を読み、理解しながら各々が言葉に託した表現を楽しんでいただきたいと思います。

     

    会期
    6月23日(火)~8月9日(日)
    月曜日(休日の場合は開館し、翌平日)

     

    開館時間
    9時-16時(最終入館は15時半)

     

    入館料
    大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金

     

    主催・会場
    成田山書道美術館
    〒286-0023 千葉県成田市成田640 ℡.0476-24-0774

     

    交通
    JR・京成成田駅下車 徒歩25分またはタクシー

     

    主な出品予定作品

    貫名菘翁「いろは屏風」六曲半双
    尾上柴舟「つけすてし」一幅
    中野越南「飲中八仙歌」六曲一双 昭和11年
    梅原龍三郎「弔辞草稿(福島繁太郎)」五枚 昭和35年
    千代倉桜舟「炎える母」十曲一双 平成2年個展
    小林抱牛「鉄鉢の中へも霰」六曲半双 昭和54年独立書展

     

     

     

    貫名菘翁「いろは屏風」

     

     

    尾上柴舟「つけすてし」

     

    梅原龍三郎「弔辞草稿(福島繁太郎)」

     

     

    千代倉桜舟「炎える母」(部分)

     

     

    出品作品

    ≪詠んで、書く(自詠の漢詩、和歌、俳句)≫
    山を焼く    一幅    河東 碧梧桐
    新涼    一幅    高浜 虚子
    つけすてし    一幅    尾上 柴舟
    しらじらと    一幅    与謝野 晶子
    ちかつきて    一幅    會津 八一
    いまをかも    一幅    若山 牧水
    孤帆遠影    昭和44年    一幅    清水 比庵
    どんぐりの実    昭和57年松井如流新春書展   一面    松井 如流
    時事有感    一幅    伊藤 春畝
    有由有縁    昭和46年    一面    川端 康成
    論書    一幅    日下部 鳴鶴
    七言絶句    明治24年    一幅    北方 心泉
    論書    一幅   吉田 苞竹
    五輪十絶之一「魔女」    昭和39年    一面    松本 芳翠
    えきうらの    昭和26年書道芸術院展    二幅    大澤 竹胎
    深沈と    昭和53年個展    一幅    西谷 卯木
    自作のことば    平成17年現代書道二十人展    一幅    新井 光風
    東日本大震災十二首屏風    平成25年個展    六曲一双    吉澤 鐵之

    ≪現代の言葉を書く(漢字仮名交じり書/調和体/詩文書)≫
    炎える母    平成2年個展    十曲一双    千代倉 桜舟
    鉄鉢の中へも霰    昭和54年独立書展    六曲半双    小林 抱牛
    牧水歌    平成5年    一幅    金子 鷗亭
    生きる    平成27年   一幅    安達 嶽南
    じっと手をみる    一幅    青木 香流
    はれやか    令和7年 2025大阪・関西万博白と黒の伝統―書と囲碁の世界―   一幅    中野 北溟
    世阿弥謡曲隅田川の一節    平成18年読売書法展    一面    成瀬 映山

    ≪同じ詩を書く(飲中八仙歌)≫
    飲中八仙歌    一巻    近藤 雪竹
    飲中八仙歌    昭和23年    一幅    内藤 香石
    飲中八仙歌    一巻    安達 嶽南
    飲中八仙歌    昭和11年    六曲一双    中野 越南
    飲中八仙歌    昭和26年    一巻    中野 越南
    飲中八仙歌    平成18年現代書道二十人展    一巻    古谷 蒼韻
    飲中八仙歌    平成12年日展    一面    成瀬 映山

    ≪同じ歌を書く(いろは歌、鳥啼歌)≫
    鳥啼歌    昭和53年奎星展    一幅    宇野 雪村
    鳥なく聲(いろは歌)    平成28年和を紡ぐ土橋靖子書展    六曲半双    土橋 靖子
    いろは歌    昭和59年個展    二曲半双    黒田 賢一
    いろは歌    平成27年個展    四曲半双    吉川 蕉仙
    いろは歌    平成元年現代書道二十人展    四曲半双    伊藤 鳳雲
    いろは    昭和46年毎日書道展    二曲半双    千代倉 桜舟
    いろは歌    一幅    鈴木 竹影
    いろは    昭和39年東京書道会展    二曲半双    松井 如流
    いろは歌    一面    松本 芳翠
    いろは歌    一幅    佐瀬 得所
    いろは屏風    六曲半双   貫名 菘翁

    ≪同じ歌を書く(百人一首)≫
    百人一首    昭和47年   一巻   鈴木 梅渓
    百人一首    昭和29年   一巻   揚石 舒雁
    百人一首    一帖    筒井 敬玉
    小倉百人一首二題    昭和43年一楽書芸院展会頭賞    一冊    村上 俄山
    短冊百人一首帖    平成26年小山やす子書展    一帖    小山 やす子
    百人一首帖    平成28年現代書道二十人展    一帖    小山 やす子

    ≪思いを伝える(手紙など)≫
    林雨坪宛書簡    一面    富岡 鉄斎
    小暮青風宛書簡    一面    鈴木 翠軒
    谷崎潤一郎宛書簡屏風    六曲半双    安田 靫彦
    法隆寺宝狩猟錦文解説    大正13年    一枚    中野 越南
    法隆寺宝狩猟文錦解説    二枚    中野 越南
    一門様宛書状    一巻    近衞 家熈
    菅虎雄宛書簡    大正4年    一通    夏目 漱石
    服部雲峰宛書簡    大正3年    一巻    富田 渓仙
    夏目栄子宛書簡    大正8年    一通    津田 青楓
    大橋九右衛門宛書簡    一幅    貫名 菘翁
    久邇宮家宛書簡    昭和3年    一巻    橋本 関雪
    弔辞草稿(福島繁太郎)    昭和35年    五枚    梅原 龍三郎

  • 令和8年4/28~6/14「収蔵優品展 明治大正の書」

    収蔵優品展 明治大正の書

     

    明治から大正にかけて、日本の書の世界は大きな転換期を迎えました。
    この時代に活躍した書家の多くは、西洋思想と大陸からもたらされた碑帖をはじめとする資料を礎に、自らの表現を開拓していきました。新たな時代を築き上げていく動きの陰には御家流や唐様に対する反骨精神も垣間見られます。また、六朝書道へ傾倒していく流れに否定的な考えを持つ、犬養木堂や三輪田米山のような作家も時代に見合った独自の道を模索していきました。
    今回の展覧会では、中林梧竹や日下部鳴鶴、巌谷一六といったこの時代を代表する書家ばかりでなく、政治家や漢詩人、歌人など、当時の文化環境に根ざした作家を幅広く取り上げます。この時代の書について体系的なコレクションを形成している当館ならではともいえる展覧会です。各人各様の魅力に溢れた明治大正の書をご覧いただきたいと思います。

     

    会期
    令和8年4月28日(火)―6月14日(日)
    休館日:5月7、11、18、25日、6月1、8日

     

    開館時間
    9時-16時(最終入館は15時半)

     

    入館料
    大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金

     

    主催・会場
    成田山書道美術館
    〒286-0023 千葉県成田市成田640 ℡.0476-24-0774

     

    交通
    JR・京成成田駅下車 徒歩25分またはタクシー

     

    主な出品予定作品
    三輪田米山「忍之一事衆妙之門」一幅
    犬養木堂「五言絶句」一幅
    大口周魚「明治天皇御製」一幅

     

     

  • 令和8年2/21~4/19「収蔵優品展 歿後50年赤羽雲庭」

    収蔵優品展 歿後50年赤羽雲庭(2月21日-4月19日)
    第42回成田山全国競書展(4月1日-4月19日)

     

    戦後を代表する書家のひとりとして活躍した赤羽雲庭(1912-1975)が亡くなって50年が経ちます。
    東京神田に生まれた雲庭は、花房雲山に書を、角田孤峰に漢学を学びました。戦前は日本書道作振会展、泰東書道院展に出品し、戦後、日展に書が加えられると同時に入選、昭和26、27年と連続特選、36年に文部大臣賞を受賞しました。王羲之を頂点とする晋唐から宋にかけての書法を中心に、幅広く古典を学び、明清の書画や禅林墨跡などにとどまらず古今東西の美術を愛好したこともあって、その審美眼と造形感覚は研ぎ澄まされています。
    今回の展覧会は、赤羽雲庭の歿後50年を記念し、当館所蔵の作品を一堂に展観します。当館では平成24年に生誕百年展を開催しましたが、その後ご寄贈いただいた作品は初公開となります。戦後書壇に大きな足跡を残した赤羽雲庭の魅力をあらためて確認する機会としたいと思います。
    なお、4月1日から1階展示場は、第42回成田山全国競書展となります。

     

    会期
    令和8年2月21日(土)-4月19日(日)
    休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
    3月23日(月)-31日(火)は展示替えのため休館

     

    開館時間
    9時-16時(最終入館は15時半)

     

    入館料
    大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金

     

    主催・会場
    成田山書道美術館
    〒286-0023 千葉県成田市成田640 ℡.0476-24-0774

     

    交通
    JR・京成成田駅下車 徒歩25分またはタクシー

     

    主な出品予定作品
    赤羽雲庭「飲中八仙歌」昭和25年日展 六曲半双屏風 当館蔵
    赤羽雲庭「風埃惨」昭和34年現代書道二十人展 一面 当館蔵
    赤羽雲庭「凛厳」昭和36年日展文部大臣賞 一面 当館蔵
    赤羽雲庭「元張昱詩」昭和43年日展 一面 当館蔵
    赤羽雲庭「栴檀林無襍樹」昭和47年現代書道二十人展 一面

     

     

  • 令和8年1/1~2/15「新春特別展 成田山の山水花鳥」

    新春特別展 成田山の山水花鳥

     

    940(天慶3)年、寛朝大僧正の東行・開山に由来する大本山成田山新勝寺は、令和10年に開基1090年を迎えます。その長い歴史の中で、成田山に伝わる美術品の数々は、信仰の証として、また人々の心の拠り所として大切に守り伝えられてきました。

    本展では、東洋美術として悠久の時を超えて描かれてきた「山水花鳥」の世界に注目します。そのモチーフは単なる装飾に留まらず、仏の教えや悟りに通じるものへと昇華され、日本人の感性と風土が融合した独自の美術を生み出してきました。描かれる多くのモチーフが幸福のシンボルを内包しています。初詣とともに、成田山の聖域に秘められてきた深遠な「山水花鳥」の世界をご体感ください。

     

    会期

    令和8年1月1日(木)-  2月15日(日)

    休館日

    1月13日、19日、26日、2月2日、9日

     

    開館時間

    9時-16時(最終入館は15時30分)

    正月三が日は開閉館とも30分延長

     

    入館料

    大人500(350)円  高校・大学生300(200)円  中学生以下無料

    ※(  )内は20名以上の団体料金

    護摩札提示で2名まで無料

     

    主催・会場

    成田山書道美術館

    〒286-0023  千葉県成田市成田640

    ℡:0476-24-0774

     

    交通

    JR・京成とも成田駅下車徒歩約25分またはタクシー

     

    関連事業

    新春書き初め

    1月2日(金)12時-15時(随時、混雑時は整理券を配布)

     

    主な作品

    「桐に鳳凰・牡丹に孔雀」  狩野常信(養朴)(1636-1713) 2幅 新勝寺蔵

    「松鷹図」(1793)   狩野惟信(養川院)(1753-1808) 1幅 新勝寺蔵

    「赤壁夜遊図」(1937)  松林桂月(1876-1963) 6曲1双 新勝寺蔵

    「散華下図」(1914)  土田麦僊(1887-1936) 6曲半双 2曲1双 新勝寺蔵

    「杉・松・竹」(1984)  大山忠作(1922-2009) 22面 新勝寺蔵

    「王維詩」  寂厳(1702-1771) 2曲半双 当館蔵

    「前後赤壁賦」(1829)  貫名菘翁(1778-1863) 6曲1双 当館蔵

    「長履景福」(1917)  近藤雪竹(1863-1928) 1面 当館蔵

    「酒仙」(1972)  香川峰雲(1904-1977) 1面 毎日書道展出品作 当館蔵

    「小倉百人一首」(2021)  村上俄山(1932-) 6曲1双 個展出品作 当館蔵

    「王羲之蘭亭集詩」(2015)  吉川蕉仙(1938-) 4曲半双 個展出品作 当館蔵

  • 令和7年10/21~12/14「書の公募展100年」「小企画 生誕150年歿後50年田中親美―書家との交流を中心に」

    書の公募展100年
    小企画 生誕150年歿後50年田中親美―書家との交流を中心に

     

    大正14年(1925)に初の書の公募展とされる日本書道作振会展が日本美術協会で開催され、今年で100年になります。
    日本書道作振会展を皮切りに、泰東書道院や東方書道会、大日本書道院などの書道団体が公募展を展開し、昭和23年には全日本書道展(現毎日書道展)が創設され、日展に「書」の分野が加わり、こうした公募展で、書は、一定の価値観のもとに評価されるようになりました。作家は出品規定のなかで、鑑賞者の視覚に訴える表現を追求したり、書に対してさまざまな角度から迫ろうと模索し、多様な表現が生み出されています。
    今回の展覧会では当館所蔵品のなかから日展、毎日書道展、読売書法展などの出品作を中心に展示し、公募展を軸にしてこの100年を振り返ります。これまでの受賞作を改めてご覧いただく好機となるでしょう。
    特別展示室では、生誕150年歿後50年にあたる田中親美(1875-1975)の小企画展示を行います。親美は「本願寺本三十六人家集」や「平家納経」など数々の王朝美術の模写を手掛けるとともに、古筆の鑑定や切断などにも関係しました。収蔵品を中心に、親美が手掛けた複製本や親美製の料紙を用いた様々な書家の作品を展示いたします。

     

    会期
    令和7年10月21日(火)-12月14日(日)
    休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)

     

    開館時間
    9時-16時(最終入館は15時半)

     

    入館料
    大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    成田山公園紅葉まつりに伴い11月22、23日は入館無料

     

    主催・会場
    成田山書道美術館
    〒286-0023 千葉県成田市成田640 ℡.0476-24-0774

     

    交通
    JR・京成成田駅下車 徒歩25分またはタクシー

     

    主な出品予定作品※すべて成田山書道美術館蔵
    ≪書の公募展100年≫
    徳野大空「白楽天詩「和松樹」」六曲半双、昭和24年日展特選
    小山やす子「伊勢物語」一面、昭和32年毎日書道展毎日賞
    新井光風「九穀斯豊」一面 昭和47年日展特選
    尾崎邑鵬「蘇東坡詩四首」二幅、昭和58年読売日本書法展大賞
    永守蒼穹「直後黒い塊」一面、平成23年毎日書道展文部科学大臣賞
    ≪小企画 生誕150年歿後50年田中親美―書家との交流を中心に≫
    田中親美作「平家納経(法華経見宝塔品第十一)副本」一巻
    中野越南「古今和歌集賀」一巻、昭和38年(田中親美製料紙)

     

     

     

  • 令和7年8/23~10/13「赤井清美の仕事と明清の書」

    赤井清美の仕事と明清の書

     

    昭和12年に東京都台東区に生まれた赤井清美先生は、高校3年時に家族で山下涯石先生の指導を受けることになり、書と出会いました。次第に書の魅力に魅了され、神田の古書街や、中村不折コレクションを有する書道博物館の特別観覧で幾多の原石拓本に当たられ、ご自身の掌中に収められました。同時に書作についても大変精力的な活動を展開され、書の故郷中国でも大規模な展覧会を開かれるなど、多くの魅力溢れる書画や篆刻を発表されました。
    赤井先生が壮年時過ごされた戦後昭和の時代は、秘蔵の名跡の公開や新発見の資料が相次ぎ、書道史上今までになく多くの情報が世の中に出た時代です。先生はいち早くこの溢れる資料を整理、編集され、数々の著作物として世に発表されました。中でも『篆隷大字典』『行草大字典』をはじめとする工具書は、書を学ぶ上での必携の書物となっています。
    赤井先生は本展準備中に残念ながら不帰の客となられました。本展では赤井先生のこれまでのお仕事を振り返り、昨年ご寄贈いただきました先生の玉作と秘蔵の中国明清時代の書のコレクションを一堂に展覧することで、赤井先生のお仕事をご紹介したいと考えております。

     

    名   称
    赤井清美の仕事と明清の書

     

    主催・会場
    成田山書道美術館
    〒286-0023 千葉県成田市成田640 成田山公園内
    ℡:0476-24-0774

     

    会   期
    令和7年8月23日(土)-10月13日(月)
    9時-16時(最終入館は15時30分)
    休館日/月曜日(休日の場合は翌平日)

     

    出品作品
    赤井清美作品と旧蔵の明清の書70余点

     

    入場料
    大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金

     

    ギャラリートーク
    第一回 8月31日(日)、第二回9月15日(月・祝)
    13時半より30分程度(予約不要、内容は同一となります)

     

    赤井清美「惜寸陰」

     

    今釈「七言律詩」

     

    公式図録 詳細はこちら
    『赤井清美の仕事と明清の書』
    赤井作品42点、明清の書画30点をオールカラーで掲載。
    編集:成田山書道美術館
    定価:1,500円(税込)A4版 カラー 96ページ
    ご注文は電話、ファックス、メールで承ります。
    成田山書道美術館
    ファックス 0476-23-2218
    電話 0476-24-0774
    メール narisho@atlas.plala.or.jp

  • 令和7年6/21~8/11「収蔵優品展 戦後日本「新しい書」のかたち」

    収蔵優品展 戦後日本「新しい書」のかたち

     

    近代を迎えて芸術に位置づけられたことによって、書にはそれまでにない意味が付与され、新たな様式の開拓がはじまった。「漢字」「仮名」「漢字仮名交じり」「篆刻」「刻字」「前衛書」といった分類のおおよそは、昭和38年の第15回毎日書道展のころに完成したと見ることができる。とりわけ、それ以前には意識されることのなかった書の魅力に迫ろうとした「前衛書」の区分けは、時代の流れを象徴している。

    戦前に形成され、戦後、さらに活発化した書壇のいとなみのなかで、時にはその枠組みを越えながら、書作家の活動は展開された。そうした戦後の書の評価は、いまだ揺らいでいると言える。「前衛書」の嚆矢とされる、比田井南谷「心線作品第一・電のヴァリエーション」が発表されてから今年で80年。戦後日本の書を見つめ直す好機である。

    いつの時代も、真摯に書に対峙する者が、伝統的な書のいとなみの先に新しさを見出してきた。この展覧会では、当館で所蔵する前衛的な傾向の作家の作品を中心にしながら、伝統的とされる作家のなかにも芽生えた「新しさ」への希求について、幅広く理解する機会にしたい。

     

    会期

    2025年6月21日(土)-8月11日(月)

     

    休館日

    6月23日、30日、7月7日、14日、22日、28日、8月4日

     

    開館時間

    9:00~16:00(入館は15:30まで)

     

    入館料

    大人500円  高・大学生300円  中学生以下無料

     

    主催・会場

    成田山書道美術館

    〒286-0023  千葉県成田市成田640

    Tel 0476-24-0774  Fax 0476-23-2218

     

    主な作品 (予定)

    香川峰雲  「水」    昭和39年 1顆

    香川春蘭 「秋芳」 昭和31年か 1幅

    比田井南谷「作品67-11」     昭和42年 1面

    上田桑鳩 「青山近落葉」  1面

    大澤雅休  「朝薺暮塩」  1面

    大澤竹胎 「土まんぢゅう」 1幅

    中島邑水 「丘」  昭和50年 1面

    千代倉桜舟「春殖」 平成元年  8曲一双

    武士桑風 「神話」 平成11年 1面

    田村空谷  「読まないでください」  昭和49年 1面

    名久井裕三「風刻」 平成25年 1面

    松本芳翠 「拈華微笑」 昭和37年  1面

    安東聖空 「引潮に」  昭和32年 1幅

    津田翠岱 「羅漢」  昭和37年 6曲半双

    徳野大空 「草原」 昭和38年 2曲半双

    青山杉雨 「九陽光」 平成3年  1面

     

     

    関連事業

    ギャラリートーク 予約不要・無料(要入館料)

    6月22日(日)14時―15時

     

    夏休み企画「大きな紙に大きな書!」(書道体験) 要予約・有料

    7月23日(水)➀10時-11時 ②14時-15時 各回10名まで

    対象:小中学生(入館料無料、体験料500円)

    小学校3年生以下は、保護者の付き添い(要入館料)をお願いいたします。

    申込:お電話かFAXにて、参加者および保護者のお名前、学年、電話番号、

    ➀と②のどちらかをお伝えください。

    体験申込用紙はこちら

    FAX:0476(23)2218 TEL:0476(24)0774

     

     

  • 令和7年4/26~6/15「幕末明治の下谷文人」

    幕末明治の下谷文人

     

    江戸時代には幕府の儒学政策と黄檗僧の渡来などによって、明末清初の中国文化が江戸の市井にももたらされました。浅草の八百善をはじめとする料亭には、大田蜀山人や亀田鵬斎、市河米庵、寛斎、菊池五山などといった文人たちが煎茶や詩文、書画などを楽しんでいます。
    こうした文人たちのいとなみは近代にも受け継がれ、書画会が盛んに開催されました。人びとは、文人を囲んで思い思いにやり取りを楽しみ、書家や画家も来場者の要望に応じて書画を揮毫します。目前で筆をとる文人たちの姿に感動を覚えたり、その書画を求めたりと、多くの人びとが集まりました。
    この時代の文人たちは書家であると同時に漢詩人、画家といった一面を持っており、さらに、公では政治家や官吏、実業家などの顔を持つさまざまな階層の人びとが交流しています。文墨に親しむさまざまな文人たちの書や画をおたのしみください。

     

    会期
    令和7年4月26日(土)-6月15日(日)
    休館日:5月7、12、19、26日、6月2、9日

     

    開館時間
    9時-16時(最終入館は15時半)

     

    入館料
    大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金

     

    主催・会場
    成田山書道美術館
    〒286-0023 千葉県成田市成田640 ℡.0476-24-0774

     

    交通
    JR・京成成田駅下車 徒歩25分またはタクシー

     

    主な出品予定作品
    「七言絶句」大田蜀山人 一幅
    「論書六言詩」市河米庵 一幅
    「合作書画幅」亀田鵬斎、酒井抱一、菊池五山、市河寛斎、市河米庵ほか 一幅 文化13年
    「花卉図賛」大沼枕山、福島柳圃、奥原晴湖ほか 一幅 明治8年
    「明治天皇御製」西川春洞 六曲一双 大正2年

     

     

  • 令和7年2/22~4/20「収蔵優品展 篆・隷・楷・行・草・仮名-書体をめぐる書の表現」

    収蔵優品展 篆・隷・楷・行・草・仮名-書体をめぐる書の表現(2月22日-4月20日)
    第41回成田山全国競書展(4月1日-4月20日)

     

    文字が生まれ、時代を経る中で様々な書体が生まれてきました。篆・隷・楷・行・草の五書体は、すでに中国北魏の時代には確立されていました。文字が伝わった日本では、漢字の草書をさらに簡略化した仮名が生まれ、日本固有の字体となり現代に伝えられています。これらの書体は特性や用途などにより使い分けられてきましたが、それぞれに書法や筆法、用具用材も異なり、今日でも書の表現を豊かにする重要な要素となっています。
    本展はそれぞれの書体に注目しながら展示を構成します。各書体の魅力や表現の特質を改めて考えるとともに、書表現の広がりを感じていただきたいと思います。
    なお、4月1日から1階展示場は、第41回成田山全国競書展となります。

     

    会期
    令和7年2月22日(土)-4月20日(日)
    休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
    3月24日(月)-31日(月)は展示替えのため休館

     

    開館時間
    9時-16時(最終入館は15時半)

     

    入館料
    大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金

     

    主催・会場
    成田山書道美術館
    〒286-0023 千葉県成田市成田640 ℡.0476-24-0774

     

    交通
    JR・京成成田駅下車 徒歩25分またはタクシー

     

    主な出品作品
    篆書・石鼓文(拓本) ・青山杉雨「眼中之人」
    隷書・曹全碑(拓本) ・西川春洞「詩書屏風」
    楷書・鄭道昭「鄭羲下碑」(拓本) ・大字法華経 化城喩品第七断簡
    行書・王羲之「集王聖教序」(拓本) ・王鐸「王摩詰詩」
    草書・懐素「自叙帖」(拓本) ・良寛「七言絶句」
    仮名・伝紀貫之「名家家集切」 ・尾上柴舟「大空」

     

     

     

    2階会場風景

     

    〈篆書〉石鼓文(拓本)

     

    〈篆書〉青山杉雨「眼中之人」

     

    〈隷書〉 曹全碑(拓本)

     

    〈隷書〉西川春洞「詩書屏風」

     

    〈楷書〉鄭道昭「鄭羲下碑」(拓本)

     

    〈楷書〉大字法華経 化城喩品第七断簡

     

    〈行書〉王羲之「集王聖教序」(拓本)

     

    〈行書〉王鐸「王摩詰詩」

     

    〈草書〉懐素「自叙帖」(拓本)

     

    〈草書〉良寛「七言絶句」

     

    〈仮名〉伝紀貫之「名家家集切」

     

    〈仮名〉尾上柴舟「大空」
  • 令和7年1/1~2/16「新春特別展 成田山の美術」

    新春特別展 成田山の美術

    新勝寺に集まる古今の書画・工芸

     

    令和10年には開基1090年を迎える大本山成田山新勝寺は、940(天慶3)年の寛朝大僧正の東行、開山に由来します。その長い歴史の中で、時に信仰の証として、また人々の心の拠り所として伝世してきた成田山の美術品は、脈々と受け継がれてきています。殊に江戸期や近現代美術のコレクションは、成田詣の隆盛と重なり、研究対象としても近年大いに注目を浴びています。

    今回の展覧会では、新勝寺や成田山文化財団の所蔵品を中心に、さまざまな時代の名品を展観します。かつて深いご縁で新勝寺と繋がった多くの美術品が、ご見学の皆様との新たなるご縁を結ぶきっかけとなることを願って止みません。

     

    会期

    令和7年1月1日(水)-2月16日(日)

    休館日

    1月14日、20日、27日、2月3日、10日

     

    開館時間

    9時-16時(最終入館は15時30分)

    三が日は開閉館ともに30分間延長

     

    入館料

    大人500(350)円  高校・大学生300(200)円  中学生以下無料

    ※(  )内は20名以上の団体料金

     

    関連イベント

    1月2日(木)12-15時(随時)

    新春書き初め

    ※館内にて、体験は無料(要入館料)

     

    主催・会場

    成田山書道美術館

    〒286-0023  千葉県成田市成田640

    ℡:0476-24-0774

     

    主な出品予定作品(予定)

    伝土佐光成  源氏物語図屏風 成田山新勝寺蔵

    原羊遊斎   硯箱、蓋物   成田山新勝寺蔵

    狩野一信   風神雷神図   成田山新勝寺蔵

    児玉希望   不動      成田山新勝寺蔵

    七条      成田山新勝寺蔵